断乳失敗体験記3日目

3日目。
ぽこを気晴らしに公園まで連れて行って遊ばせようと思った。

散歩大好きなぽこなのに、なかなか歩かない。
トロトロしたりふらふらしたり、
公園に着いても、いつも滑る滑り台に滑ろうとしないし、めっちゃテンションが低かった。

「やっぱストレス溜まってんじゃない？」パパが言う。

そして何度も股間を抑えて痛がる仕草をする。

前日に長時間梅田で抱っこひも使いすぎたからかな

家に帰ってから、私が座っていると私の周りをまとわりつく。
でもおっぱいはもうダメなのかな？？とぽこも分かってきたのか、
いつもなら無理やり服をめくり上げて飲もうとするけど、
この日はまとわりつくだけで探りを入れてる感じだった。


また股間を触って痛がり出す。
だんだん頻度が増えてきたので、心配になり「病院行った方がいいんやろうか？」とまで話してた。
（大みそかなので救急になるんだけど）

そしてパパが「こんな痛がってたら断乳どころじゃないで。」と言ってた。

それを聞いたぽこはますます痛がり出した。

あまりにも痛がるぽこを見てパパは慌てていた。
私が「痛いん？」と聞くと「あーーー！！」と股を抑えるぽこ。

でもそれがちょっとわざとらしくなってきた気がしてた。
しばらく忘れて遊んでいたが、私がまた「痛い？」と聞くと思い出したように「あーー！！」
と痛がっていた。

なんかちょっと怪しくないか？と思ったけど、
私の右胸がパンパンでめっちゃ痛くて、もう吸ってくれたらめっちゃ楽やなぁと思い出したのと、
パパが完全にぽこに同情していて、「飲ませな。」って催促するのとで私の気持ちが負けた。


そして胸を差し出すと、待ってましたと至福の表情でゴックンゴックン飲んだ。

胸の痛みもなくなって私もめっちゃすっきり。

せっかく2日頑張ったけど、ちょっとぽこには早かったと思う事にしよう。

おっぱいを飲んだらもう股の痛みを忘れて機嫌よく遊びだした。

パ「え？さっきのって演技！？」

おっぱいを飲むためにそんな手段まで覚えるとは。
そして割と演技力はあった気がする（親ばか？）目指せ紅天女。


お正月、あまりに声がハスキーになっていたので
ばぁばに「この子はいきなりおっぱい辞めるなんて無理よ。声帯つぶれるまで泣かせたらあかんわ～」と言われた。
（声帯はつぶれてないんだけどね）

自分の周りは割と苦労なくすんなり断乳できてて羨ましい。

ぽこはかなり難しそう。でも卒乳を待ってたら4歳くらいまで飲むかも。。